こんにちは、ともひでです。
昨日息子を病院に連れて行ったら、検査の結果溶連菌が出ました。昨日まで熱が40度近くあったけど、今はもう熱も下がって症状はなくなってます。
息子1歳で保育園に行き始めてから覚えてないけど、感覚的には10回くらいは溶連菌にかかってる気がする。そこで溶連菌について少し調べてみることにします。
溶連菌について
溶連菌とは
まず溶連菌は正式には溶血性連鎖球菌の略ですが、そういう名前の細菌が主にのどに感染して、のどが痛くなったり、熱が出たり、場合によっては体や手足に発疹がでたり(猩紅熱といいます)します。 あまり咳や鼻水は出ません。 口の中が特徴的で、舌が苺のように赤く、ぼつぼつしてきます(はじめは白くなります)。
息子の場合は、まず高熱が出て後日咳が出始めるというパターンが多い気がします。
原因
感染する部位は主に呼吸器や皮膚で、具体的には鼻や喉の粘膜、扁桃腺などに感染することが多い。 この溶連菌に感染してしまう原因は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染がほとんどだといわれています。
最近ではほとんどの人がマスクをして、人と人との距離が離れていますが、子供達の場合はそういうわけにもいかないので感染してしまいます。
免疫は?
小児の病気の中には、ウイルス感染症で一回かかると終生免疫ができて二度とかからないものが多いのですが、溶連菌感染症は、正式には「A群β溶血連鎖球菌」という細菌による感染症であり、終生免疫はできませんので、何回もかかる可能性があります。 また、子どもから親にうつってしまうケースも見られます。
それにしても息子に免疫は全くないのか?
合併症は?
溶連菌感染は糸球体という腎臓の一部を悪化させることがわかっています。
それを溶連菌感染後性糸球体腎炎(PSAGN)とよび、咽頭炎後の通常1週間~3週間程度潜伏期間をおいて発症します。症状としてわからないことも多いので溶連菌感染症の1か月後に尿検査をすることが大切になります。
治し方
溶連菌の治療には抗生剤の内服が必要です。 抗生剤は決められた回数、日数で確実に内服してください。 治療にはペニシリン系の抗生物質(サワシリン、ワイドシリン、パセトシンなど)を使用します。
治療期間
溶連菌は人に移る病気ですから、少し集団生活を休む必要があります。普通、抗生剤内服後1日たてば、ほぼ除菌されますので、内服後1日で登校、登園は可能ということになります。しかし、発熱が続いていたり、元気がないときは、十分薬が効いていない場合もありますので、症状が落ち着くまで安静を保つことが必要です。
また、きちんと薬を飲んでいるにもかかわらず、2~3日たっても熱が下がらない時は、薬の効きにくい溶連菌かもしれませんし、他の疾患を合併しているかもしれませんので、早めにもう一度受診しましょう。
まとめ
僕は息子が溶連菌にかかるまで溶連菌というのを知りませんでした。普通1回かかったら免疫ができてかかりにくくなるものなんじゃないかって思ってた。正確にはウイルスは免疫ができてかからなくなるけど、菌については免疫ができにくいみたいです。
保育園に行くとどうしても子供たちは距離が近くなってしまうからよく流行っているみたい。毎回溶連菌にかかると40度近く熱があるからしんどそうだし、早く免疫できるといいです。
親にもうつることがあるみたいだけど、幸い僕たち夫婦は一度もうつっていません。免疫力が低下したらうつるかもしれないので日頃から健康には気を付けておかないといけないですね。